2011年学校自慢エコ大賞 エコ作文部門大賞 豊田市立上鷹見小学校 2年生 森ゆき音さん
カエルをまもる
 私は、きょう、カエルをさがしにいきました。でも、なかなかカエルは、さがせませんでした。いままでなら、田んぼのあぜみちをあるくと、つぎつぎと、カエルがとびだしてきたのに、どうして、きょうは、カエルがいないのかとおもいました。そこで、どうしてカエルが少なくなったのか、しらべようとおもいました。
 ことしの三月、いつものようにアカガエルがいえのまえの田んぼに、たまごをうみました。でも一しゅうかんすると、たまごはなくなっていました。おたまじゃくしもいませんでした。たまごのあったところには、どうぶつの足あとがありました。
 お母さんと、インターネットでしらべるとカエルのたまごは、アライグマが、食べると書いてありました。イノシシは、カエルを食べると書いてありました。六月にササユリとかんさつにいったとき、小学校のびわのちかくに、ふんがありました。それは、アライグマのもので、びわを食べていたのです。そのアライグマが、カエルのたまごを食べたのだとおもいました。
 なつ休みに、テレビを見ていたらカエルのことをニュースでやっていました。それは、カエルが少なくなったかというと、いまの田んぼは、いねがつよくなるように、中ぼしをするからだといっていました。それは、どうしてかというと、中ぼしをして、田んぼの水をぬいてしまうため、田んぼにいるおたまじゃくしが、ひからびて、しんでしまうからです。おこめもだいじだけど、カエルになれなくて、しんでしまうおたまじゃくしは、かわいそうです。なので、中ぼしをするときは、おたまじゃくしがいるか見て、水をぬくようにしてほしいです。そうすれば、カエルがふえます。
 いま、アマガエルは、おり紙で色がかわるかを、お兄ちゃんが、じっけんしています。おり紙では、なかなか色がかわらないようでした。そしてカエルは、ハエやバッタを食べます。でも、しんだものは食べませんでした。生きているハエやバッタしか食べないのです。わたしはどうしてだろうとおもいました。
 まだまだカエルについてわかりたいです。たとえば、カエルは、こうびをするけど、こうびをどうやってするのかです。そのためには、まず、カエルをふやしていきたいです。
 いまのかんきょうが、カエルを少なくしていることが、いろいろしらべてわかりました。カエルのたまごが、アライグマに食べられないようにまもり、おたまじゃくしがひからびないようにしたり、カエルをまもっていこうとおもいます。(原文のまま)