産経子どもニュース「育て！子どもたち」：台湾?●「客家文化を伝える美濃客家文物館」

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1761号（ごう） 2015年（ねん）7月（がつ）9日（にち）発行（はっこう）

台湾（たいわん）?
●「客家文化（はっかぶんか）を伝（つた）える美濃客家文物館（みのうはっかぶんぶつかん）」

客家（はっか）は17世紀（せいき）ごろより中国大陸（ちゅうごくたいりく）の広東省（かんとんしょう）東部（とうぶ）などから台湾（たいわん）に移住（いじゅう）・定着（ていちゃく）した人々（ひとびと）です。高雄市（たかおし）の美濃（みのう）は人口（じんこう）の90%以上（いじょう）が客家（はっか）で、独自（どくじ）の言葉（ことば）や習慣（しゅうかん）、伝統的（でんとうてき）な家屋（かおく）などが残（のこ）され「美濃客家文物館（みのうはっかぶんぶつかん）」ではそれらの客家文化（はっかぶんか）や歴史（れきし）を学（まな）ぶことができます。


	美濃客家文物館（みのうはっかぶんぶつかん）の館内（かんない）には食文化（しょくぶんか）や衣服（いふく）などが展示（てんじ）され、音楽（おんがく）や伝統工芸（でんとうこうげい）の油紙（あぶらがみ）の傘（かさ）づくりも体験（たいけん）できます。客家（はっか）の人（ひと）びとは祖先（そせん）や家族（かぞく）を大切（たいせつ）にし教育（きょういく）にも熱心（ねっしん）で、国父（こくふ）と呼（よ）ばれる孫文（そんぶん）や李登輝（りとうき）元総統（もとそうとう）をはじめ、多（おお）くの優（すぐ）れた人材（じんざい）を送（おく）り出（だ）してきました。台湾（たいわん）には世界（せかい）でただ一（ひと）つ２４時間（じかん）客家語（はっかご）で放送（ほうそう）するテレビ局（きょく）や、台北（たいほく）や苗栗（びょうりつ）にも客家文化（はっかぶんか）を紹介（しょうかい）する博物館（はくぶつかん）があります。


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