伝統的（でんとうてき）な宮殿様式（きゅうでんようしき）が美（うつく）しい国立歴史博物館（こくりつれきしはくぶつかん）は1955年（ねん）、台湾（たいわん）で初（はつ）の公共博物館（こうきょうはくぶつかん）として誕生（たんじょう）しました。河南省博物館（かなんしょうはくぶつかん）から移（うつ）された収蔵品（しゅうぞうひん）を中心（ちゅうしん）に、戦後（せんご）日本（にほん）から返還（へんかん）された文物（ぶんぶつ）なども加（くわ）わり、新石器時代（しんせっきじだい）の土器（どき）や石器（せっき）から陶磁器（とうじき）、玉器（ぎょっき）、青銅器（せいどうき）など、貴重（きちょう）な文化財（ぶんかざい）が展示（てんじ）されています。収蔵品（しゅうぞうひん）はおよそ6万点（まんてん）で国立故宮博物院（こくりつこきゅうはくぶつかん）に次（つ）ぐ規模（きぼ）です。