今（いま）から65年（ねん）ほど前（まえ）のこと、お弁当（べんとう）に入れる小（ちい）さな「しょうゆ差（さ）し」の製造（せいぞう）が、瀬戸物（せともの）（陶磁器（とうじき））の産地（さんち）として有名（ゆうめい）な愛知県（あいちけん）瀬戸市（せとし）で始（はじ）まりました。そして、描（えが）かれた表情（ひょうじょう）が一（ひと）つずつちがうので人気（にんき）となり、しょうゆ差（さ）しは「ひょうちゃん」の名前（なまえ）で親（した）しまれて来（き）ました。