産経子どもニュース「育て！子どもたち」：おもしろ動物図鑑●タテガミオオカミ

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1707号（ごう） 2014年（ねん）4月（がつ）24日（にち）発行（はっこう）

おもしろ動物図鑑（どうぶつずかん）
●タテガミオオカミ

体（からだ）のバランスからして、足（あし）がとても長（なが）いこの動物（どうぶつ）は、南（みなみ）アメリカにすむタテガミオオカミです。オオカミと名（な）が付（つ）いていますが、オオカミよりキツネに近（ちか）いイヌ科（か）の動物（どうぶつ）です。長（なが）い足（あし）を活（い）かして走（はし）る速（はや）さは、世界最速（せかいさいそく）の動物（どうぶつ）、チーターにならぶほどで時速（じそく）約（やく）90キロメートルといわれています。


	タテガミオオカミはこの長（なが）い足（あし）で、何（なに）をエサとしているかというとネズミやモグラ、昆虫（こんちゅう）などです。足（あし）の速（はや）さが必要（ひつよう）だと思（おも）えない獲物（えもの）ですね。タテガミオオカミは大（おお）きな耳（みみ）を持（も）ち、聴覚（ちょうかく）が優（すぐ）れているので、聴覚（ちょうかく）を使（つか）って獲物（えもの）を探（さが）して忍（しの）び寄（よ）り捕（とら）らえます。現在（げんざい）、畑（はたけ）や家畜（かちく）を荒（あらす）らす害獣（がいじゅう）として殺（ころ）され、絶滅（ぜつめつ）が心配（しんぱい）されています。


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