世界中で台風や竜巻、集中豪雨、洪水など、水による被害が深刻化しています。今後は、温暖化などの気候変動によって異常気象が増えると予想されています。水の被害を減らすには、世界中にる雨を宇宙から徹底的に調べることが重要です。
全球降水観測(GPM)計画は、二周波降水レーダ(DPR)とGPMマイクロ波放射計(GMI)をもつ主衛星と複数の副衛星で、地球全体の雨を観測します。GPM主衛星はNASAとの共同開発で、JAXAはDPRの開発とGPM主衛星の打ち上げを担当しています。
GPM主衛星は、2014年2月28日に、H-IIAロケット23号機で種子島宇宙センターから、打ち上げの予定です。
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