産経子どもニュース「育て！子どもたち」：「塙の天祭」●栃木県那須烏山市

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「塙（はなわ）の天祭（てんさい）」
●栃木県（とちぎけん）那須（なす）烏山市（からすやまし）

国（くに）の選択（せんたく）無形（むけい）民俗文化財（みんぞくぶんかざい）で栃木県（とちぎけん）那須（なす）烏山市（からすやまし）の三箇（さんが）塙（はなわ）地区（ちく）に約（やく）300年前（ねんまえ）から伝（つた）わる豊作（ほうさく）を願（ねが）う祭（まつ）り「塙（はなわ）の天祭（てんさい）」が、松原寺（しょうげんじ）境内（けいだい）で9月（がつ）1日（にち）に行（おこな）われました。祭（まつ）りには三箇地区（さんがちく）の3年（ねん）から6年（ねん）の子（こ）どもたち（男女（だんじょ））18人（にん）が参加（さんか）して、太鼓（たいこ）と踊（おど）りを奉納（ほうのう）し、祭（まつ）りを盛（も）り上（あ）げました。


	もともと祭（まつ）りの踊（おど）り手（て）は18歳（さい）以上（いじょう）の男性（だんせい）でしたが、若者（わかもの）が減（へ）り、地元（じもと）の小学（しょうがく）3年生（ねんせい）から中学（ちゅうがく）3年生（ねんせい）までの子（こ）どもたち演（えん）じることになりました。夏休（なつやす）みの間（あいだ）、練習（れんしゅう）を重（かさ）ね祭（まつ）りを迎（むか）えました。太鼓（たいこ）は男子（だんし）のみ、踊（おど）りは男女（だんじょ）が参加（さんか）しました。クライマックスの「扇子踊（せんすおど）り」では、おはやしのリズムに乗（の）り、扇子（せんす）を上下（じょうげ）に動（うご）しながら見事（みごと）な踊（おど）りを披露（ひろう）しました。