小惑星探査機「はやぶさ2」は、「はやぶさ」と同様に小惑星の物質を地球に持ち帰るサンプルリターン・ミッションです。
「はやぶさ2」が目指すのは、小惑星イトカワとは異なる種類の小惑星で、表面物質には有機物や水が含まれていると考えられている天体です。そのような天体からのサンプルリターンができれば、太陽系が生まれたころ(今から約46億年前)に存在していた水や有機物について知ることができるのです。「はやぶさ2」は、太陽系の誕生のなぞにせまります。
現在の計画では、打ち上げが2014年、小惑星到着が2018年、そして地球帰還が2020年の予定です。
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