産経子どもニュース「育て！子どもたち」：台湾?●日本と共通　漢字文化

2025 年（ねん） 6 月（がつ） 20 日（か）金曜日（きんようび）

第（だい）1666号（ごう） 2013年（ねん）5月（がつ）23日（にち）発行（はっこう）

台湾?●日本と共通　漢字文化

台湾（たいわん）?
●日本（にほん）と共通（きょうつう）　漢字文化（かんじぶんか）

古代中国（こだいちゅうごく）で生（う）まれた漢字（かんじ）はそれぞれが意味（いみ）を持（も）っているのが特長（とくちょう）で、文字数（もじすう）も5万字（まんじ）以上（いじょう）あるといわれます。過去（かこ）には東（ひがし）アジアを中心（ちゅうしん）に多（おお）くの国（くに）で使（つか）われていましたが、現在（げんざい）は台湾（たいわん）、日本（にほん）、中国（ちゅうごく）など数（すう）カ国（こく）です。漢字（かんじ）は日本（にほん）や中国（ちゅうごく）では、簡略化（かんりゃくか）された文字（もじ）に変化（へんか）しましたが、台湾（たいわん）では「學（がく）（学）」や「國（くに）（国）」など、伝統的（でんとうてき）な「繁体字（はんたいじ）」が使（つか）われています。


	台湾（たいわん）では課外授業（かがいじゅぎょう）や書法（しょほう）（書道（しょどう））教室（きょうしつ）で漢字（かんじ）を勉強（べんきょう）する子（こ）どもがたくさんいます。かつて書道（しょどう）は大切（たいせつ）な教養（きょうよう）の一（ひと）つでした。筆（ふで）も文字（もじ）や絵画（かいが）など用途（ようと）によって異（こと）なり、さまざまな種類（しゅるい）があります。書法教室（しょほうきょうしつ）の洪昕嵐（こうきんらん）先生（せんせい）は「漢字（かんじ）を上手（じょうず）に書（か）くだけでなく、おだやかで豊（ゆた）かな心（こころ）を身（み）につけて欲（ほ）しい」と話（はな）していました。


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