産経子どもニュース「育て！子どもたち」：日本とアセアンの交流(2)●歴史

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1292号（ごう）平成（へいせい）17年（ねん）1月（がつ）28日（にち）発行（はっこう）

日本（にっぽん）とアセアンの交流（こうりゅう）(2)●歴史（れきし）

日本（にっぽん）と東南（とうなん）アジアの国々（くにぐに）とは、古（ふる）くから交流（こうりゅう）の歴史（れきし）があります。特（とく）に一七世紀（じゅうななせいき）には、日本人（にっぽんじん）は朱印船（しゅいんせん）に乗（の）って東南（とうなん）アジアにでかけていき、貿易（ぼうえき）を行（おこな）いました。日本人（にっぽんじん）の住（す）む町（まち）（日本町（にほんまち））がタイやベトナムなど各地（かくち）に作（つく）られ、数多（かずおお）くの人（ひと）たちが生活（せいかつ）をしていました。


	朱印船（しゅいんせん）は、徳川幕府（とくがわばくふ）が出（だ）した朱印状（しゅいんじょう）によって、東南（とうなん）アジアなどの国々（くにぐに）との貿易（ぼうえき）が許（ゆる）された船（ふね）のことです。1604年（ねん）から約（やく）30年（ねん）で356隻（せき）の朱印船（しゅいんせん）が渡航（とこう）しました。交易品（こうえきひん）は、日本（にっぽん）からは、銀（ぎん）・銅（どう）・硫黄（いおう）、日本（にっぽん）へは、生糸（きいと）・絹織物（きぬおりもの）が中心（ちゅうしん）でした。


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