産経子どもニュース「育て！子どもたち」：子どもたちの祭り●「塚越の花まつり」

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子（こ）どもたちの祭（まつ）り
●「塚越（つかこし）の花（はな）まつり」

埼玉県（さいたまけん）秩父市（ちちぶし）の上吉田（かみよしだ）塚越地区（つかこしちく）で5月（がつ）4日（か）、「塚越（つかこし）の花（はな）まつり」が行（おこ）なわれました。祭（まつ）りはお釈迦様（しゃかさま）の誕生（たんじょう）を祝（いわ）う行事（ぎょうじ）として、江戸時代（えどじだい）からこの地区（ちく）の子（こ）どもたちに代々（だいだい）受（う）け継（つ）がれてきました。以前（いぜん）は小学（しゅがく）3年生（ねんせい）以上（いじょう）の男子（だんし）だけで花（はな）まつりを行（おこな）なってきましたが、今（いま）は子（こ）どもたちが少（すく）なくなり、1年生（ねんせい）以上（いじょう）の男女全員（だんじょぜんいん）で行（おこな）なわれています。


	花（はな）まつりで使（つか）う花（はな）を、子（こ）どもたちは何日（なんにち）も前（まえ）から野山（のやま）でつみ集（あつ）めます。その花（はな）を、お釈迦様（しゃかさま）の誕生仏（たんじょうぶつ）を納（おさ）める花御堂（はなみどう）に飾（かざ）り付（つ）けます。祭（まつ）り当日（とうじつ）、花御堂（はなみどう）をかつぎ山腹（さんぷく）にある米山薬師（よねやまやくし）まで花（はな）をまきながら進（すす）みます。花御堂（はなみどう）を米山薬師（よねやまやくし）に納（おさ）めると、境内（けいだい）で輪（わ）になり花（はな）を天（てん）に向（む）かって思（おも）いっきりまき散（ちら）し、花（はな）まつりが終（おわ）わります。なんとも美（うつ）しいお祭（まつ）りです。