火星（かせい）の外側（そとがわ）にある小惑星帯（しょうわくせいたい）。そこで、小惑星（しょうわくせい）どうしがぶつかってできた小（ちい）さなかけらなどが、地球（ちきゅう）にやってくることがあります。
小惑星帯（しょうわくせいたい）からやってきたと考（かんが）えられる、こまかい岩（いわ）やチリのつぶが、地球（ちきゅう）の大気（たいき）とのまさつで燃（も）えたものを「流星（りゅうせい）」といい、大気中（たいきちゅう）で燃（も）えつきないまま地上（ちじょう）に落（お）ちてきたものを『隕石（いんせき）』といいます。隕石（いんせき）は一年（いちねん）に数千個（すうせんこ）ほど地上（ちじょう）に落（お）ちてきますが、発見（はっけん）されるのはわずか十個（じゅっこ）程度（ていど）です。
非常（ひじょう）に大（おお）きな隕石（いんせき）が落下（らっか）する時（とき）、空（そら）には流星（りゅうせい）のなかでも特（とく）に明（あか）るい「火球（かきゅう）」が現（あら）われ、大音響（だいおんきょう）とともに落下（らっか）してきます。