産経子どもニュース「育て！子どもたち」：職業インタビュー●カメラマンになりたい

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1656号（ごう） 2013年（ねん）2月（がつ）28日（にち）発行（はっこう）

職業（しょくぎょう）インタビュー
●カメラマンになりたい

楽（たの）しかった事（こと）や記念（きねん）に残（のこ）しておきたい事（こと）があると、カメラで写真（しゃしん）を撮（と）りますね。写真（しゃしん）を撮（と）ることを職業（しょくぎょう）にしているカメラマンにどうやったらなれるか、実際（じっさい）に聞（き）いてみることにしました。
ここでクイズです。「どんくるかあむる」とは？　答（こた）えはどこかに。


	クイズの答（こた）え「どんくる　かあむる」とは？日本大学（にほんだいがく）芸術学部（げいじゅつがくぶ）教授（きょうじゅ）　高橋則英（たかはしのりひで）先生（せんせい）のおはなし私（わたし）たちが知（し）っている「カメラ」という言葉（ことば）は、ラテン語（ご）の「カメラオブスクラ（カメラは[部屋（へや）]、オブスクラは[暗（くら）い]の意味（いみ））」が出発点（しゅっぱつてん）です。しかしそれは、写真（しゃしん）を撮（と）るカメラではなく、「暗（くら）くした部屋（へや）へ、小（ちい）さな穴（あな）から外（そと）の光（ひかり）が差（さ）し込（こ）むと、外（そと）にあるものがさかさまに写（うつ）って見（み）える、そのようす」でした。この仕組（しく）みを箱（はこ）の形（かたち）にした道具（どうぐ）が、オランダから日本（にほん）の長崎（ながさき）へ江戸時代（えどじだい）のはじめに伝（つた）わり、オランダ語（ご）をそのまま読（よ）んで「どんくる　かあむる」と呼（よ）ばれました。現代（げんだい）のように、写（うつ）ったものを残（のこ）せる「写真（しゃしん）」の技術（ぎじゅつ）が伝（つた）わったのは、それより約（やく）200年後（ねんご）の1848年（ねん）、江戸時代（えどじだい）のおわり頃（ころ）でした。


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