落語（わくご）は演（えん）じる人（ひと）の話術（わじゅつ）だけで観客（かんきゃく）を笑（わら）わせる日本独特（にほんどくとく）の話芸（わげい）です。落語（らくご）の始（はじ）まり、安土桃山時代（あづちももやまじだい）にさかのぼるといわれ、江戸時代（えどじだい）になると、人通（ひとどお）りの多（おお）い道（みち）などで語（かた）られるようになりました。落語（らくご）は、江戸（えど）から昭和（しょうわ）の初（はじ）めごろに作（つく）られた「古典落語（こてんらくご）」と、それ以降（いこう）に作（つく）られた「新作落語（しんさくらくご）」の２つに分（わ）けられます。