NASAは、スペースシャトル退役後の国際宇宙ステーション(ISS)への物資の運搬と回収を、民間企業に任せることにしました。SpaceX(スペースエックス)社は、無人の商業輸送機「ドラゴン補給船」を開発し、NASAの試験フライトに合格しました。
ドラゴン補給船は、民間宇宙船として世界で初めて、2010年12月に地球周回軌道の飛行と帰還カプセルの回収に成功しました。続いて、2012年5月にISSとのドッキングに成功しました。ドッキング技術には、日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」の技術が応用されています。
212年10月より、ドラゴン補給船の本格的な運用が始まりました。
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