あこがれの職業（しょくぎょう）、宇宙飛行士（うちゅうひこうし）。きびしい選抜試験（せんばつしけん）をくぐり抜（ぬ）けた後（あと）、宇宙飛行士（うちゅうひこうし）として必要（ひつよう）な基本的（きほんてき）な知識（ちしき）を身（み）につけるための基礎訓練（きそくんれん）が待（ま）っています。約（やく）２年間（ねんかん）の基礎訓練（きそくんれん）を終（お）えると、晴（は）れて宇宙飛行士（うちゅうひこうし）として認定（にんてい）されます。
　認定後（にんていご）も訓練（くんれん）は続（つづ）きます。宇宙機（うちゅうき）システム・実験装置（じっけんそうち）の操作訓練（そうさくんれん）、宇宙（うちゅう）での作業訓練（さぎょうくんれん）、語学訓練（ごがくくんれん）、飛行機（ひこうき）操縦訓練（そうじゅうくんれん）の他（ほか）に、体力（たいりょく）作（づく）りも行（おこな）います。
　いよいよソユーズ宇宙船（うちゅうせん）、国際宇宙（こくさいうちゅう）ステーション（ＩＳＳ）への搭乗（とうじょう）が決（き）まると、次（つぎ）は打（う）ち上（あ）げ・帰還時（きかんじ）の作業訓練（さぎょうくんれん）、軌道上（きどうじょう）滞在時（たいざいじ）の作業訓練（さぎょうくんれん）、チームメートとなる宇宙飛行士（うちゅうひこうし）や地上管制要員（ちじょうかんせいよういん）と共同（きょうどう）でシミュレーション訓練（くんれん）などを行（おこな）います。
　宇宙飛行士（うちゅうひこうし）の活躍（かつやく）の陰（かげ）には、日々（ひび）の訓練（くんれん）とたゆまぬ努力（どりょく）があるのです。