産経子どもニュース「育て！子どもたち」：冬の植物?●冬に咲く花

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1614号（ごう） 2012年（ねん）3月（がつ）1日（ついたち）発行（はっこう）

冬（ふゆ）の植物（しょくぶつ）?
●冬（ふゆ）に咲（さ）く花（はな）

12月（がつ）になると外（そと）で花（はな）を見（み）かけることは、ほとんどありません。それは、植物（しょくぶつ）が花粉（かふん）によって受粉（じゅふん）することと関係（かんけい）があります。ほとんどの場合（ばあい）、昆虫（こんちゅう）に花粉（かふん）を運（はこ）んでもらうことによって受粉（じゅふん）します。そのため多（おお）くの植物（しょくぶつ）は、昆虫（こんちゅう）の活動（かつどう）が活発（かっぱつ）な4月（がつ）から9月（がつ）にかけて花（はな）をつけます。


	冬（ふゆ）、寒（さむ）くなって咲（さ）く花（はな）といったらヤツデ、ツバキなどがあります。冬（ふゆ）といっても昆虫（こんちゅう）がまったくいないわけではありません。ハエやアブなどが花（はな）の蜜（みつ）を吸（す）いにやってきます。気候（きこう）の良（よ）い季節（きせつ）は、昆虫（こんちゅう）も多（おお）いですが、花（はな）も多（おお）く虫（むし）を集（あつ）めるのも大変（たいへん）です。冬（ふゆ）咲（さ）く花（はな）は、数（かず）少（すく）ない虫（むし）を一手（いって）に集（あつ）める利点（りてん）があります。


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