平成（へいせい）23年度（ねんど）に打（う）ち上（あ）げを予定（よてい）している第一期（だいいっき）水循環（すいじゅんかん）変動観測衛星（へんどうかんそくえいせい）（GCOM-W1）は、地球（ちきゅう）の水（みず）の動（うご）きを観測（かんそく）する衛星（えいせい）です。
GCOM-W1は、海（うみ）や地表（ちひょう）から出（で）る微弱（びじゃく）な（非常（ひじょう）に弱（よわ）い）電波（でんぱ）を調（しら）べて、雨（あめ）や水蒸気（すいじょうき）の量（りょう）、海上（かいじょう）に吹（ふ）く風（かぜ）の速度（そくど）や海面（かいめん）の水温（すいおん）、土（つち）の中（なか）に含（ふく）まれる水分（すいぶん）の量（りょう）、海（うみ）の氷（こおり）の面積（めんせき）、積（つ）もった雪（ゆき）の深（ふか）さなどを観測（かんそく）します。観測（かんそく）したデータは、地球環境（ちきゅうかんきょう）の変化（へんか）を調査（ちょうさ）する研究（けんきゅう）や天気（てんき）の予測（よそく）、漁業（ぎょぎょう）などに活用（かつよう）されます。
宇宙航空研究開発機構（うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう）（JAXA）では、みなさんに親（した）しみを持（も）っていただくため、衛星（えいせい）の愛称（あいしょう）を募集（ぼしゅう）しています。