産経子どもニュース「育て！子どもたち」：南極?●アンテナ1000本大型大気レーダー建設

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1571号（ごう） 2011年（ねん）2月（がつ）24日（にち）発行（はっこう）

南極（なんきょく）?
●アンテナ1000本（ほん）大型（おおがた）大気（たいき）レーダー建設（けんせつ）

昭和基地（しょうわきち）では南極地域観測隊（なんきょくちいきかんそくたい）が、気象（きしょう）のほか、地磁気（ちじき）、オーロラ、いん石（せき）、生物（せいぶつ）などのさまざまな観測（かんそく）を行（おこな）っています。その昭和基地（しょうわきち）で地上（ちじょう）1キロから500キロまでの大気（たいき）の流（なが）れを1分（ふん）ごとに観測（かんそく）する世界初（せかいはつ）の「南極大型大気（なんきょくおおがたたいき）レーダー」の建設（けんせつ）が進（すす）んでいます。


	レーダーは直径（ちょっけい）160mの敷地内（しきちない）に、高（たか）さ約（やく）3メートルの小型（こがた）アンテナを1045本（ほん）立（た）て、ひとつの大型（おおがた）アンテナとして利用（りよう）します。人間活動（にんげんかつどう）からかけ離（はな）れた南極（なんきょく）は、地球環境（ちきゅうかんきょう）のわずかな変化（へんか）を探（さぐ）る場所（ばしょ）として最適（さいてき）です。完成後（かんせいご）は地球全体（しきゅうぜんたい）の大気（たいき）の流（なが）れや地球温暖化（ちきゅうおんだんか）などの予測（よそく）に威力（いりょく）を発揮（はっき）します。


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