産経子どもニュース「育て！子どもたち」：昭和の遊び●「カタ屋」を体験

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1569号（ごう） 2011年（ねん）2月（がつ）10日（か）発行（はっこう）

昭和（しょうわ）の遊（あそ）び
●「カタ屋（や）」を体験（たいけん）

昭和（しょうわ）30年（ねん）～40年代（ねんだい）には、今（いま）ではあまり見（み）られなくなった子（こ）どもたちの遊（あそ）びがいろいろありました。「カタ屋（や）」という遊（あそ）びもそのひとつです。東京都（とうきょうと）北区（きたく）の区立（くりつ）滝野川第五小学校（たきのがわだいごしょうがっこう）でこのほど、カタ屋（や）を再現（さいげん）したイベントが開（ひら）かれ、子どもたちが当時（とうじ）の遊（あそ）びを体験（たいけん）しました。


	カタ屋（や）は、縁日（えんにち）などで見（み）かける露天商（ろてんしょう）のようなもので、学校（がっこう）の近（ちか）くや神社（じんじゃ）などで店（みせ）を開（ひら）き、マンガのキャラクターなどの素焼（すや）きの型（かた）、それにつめる粘土（ねんど）、型（かた）を取（と）った粘土（ねんど）に色付（いろづ）けするための粉（こな）を売（う）っていました。出来上（できあ）がった作品（さくひん）は、カタ屋（や）さんが出来（でき）具合（ぐあい）によって点数（てんすう）を付（つ）け、点（てん）をためると品物（しなもの）に換（か）えることができました。


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