産経子どもニュース「育て！子どもたち」：昆虫観察?　釤▲屮薀璽

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1504号（ごう） 2009年（ねん）8月（がつ）20日（か）発行（はっこう）ｃ

昆虫観察（こんちゅうかんさつ）?　釤▲屮薀璽

夏（なつ）を代表（だいひょう）する虫（むし）のひとつセミ。中（なか）でもアブラゼミは北海道（ほっかいどう）から九州（きゅうしゅう）にかけてせい息（そく）し、公園（こうえん）や街路樹（がいろじゅ）などでもよく見（み）かけられます。朝（あさ）から夕方（ゆうがた）にかけて「ジリジリ」と鳴（な）く声（こえ）が、油（あぶら）ものを揚（あ）げている音（おと）に似（に）ていることから、アブラゼミの名（な）があります。


	アブラゼミは枯（か）れ枝（えだ）や幹（みき）に卵（たまご）を産（う）み、卵（たまご）は約（やく）1年後（ねんご）の夏（なつ）にかえります。幼虫（ようちゅう）は地中（ちちゅうい）に入（はい）り、根（ね）から汁（しる）を吸（す）って成長（せいちょう）し、7～8年（ねん）をかけて成虫（せいちゅう）になります。地上（ちじょう）に出（で）てようやく成虫（せいちゅう）になったものの、寿命（じゅみょう）はわずか１～２週間（しゅうかん）で、その間（あいだ）に産卵（さんらん）し命（いのち）をつなぎます。


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