産経子どもニュース「育て！子どもたち」：育てよう！科学する心(11)・飛行機はなぜ空を飛ぶ

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）139１号（ごう） 2007年（ねん）2月（がつ）8日（か）発行（はっこう）

育（そだ）てよう！科学（かがく）する心（こころ）(11)
・飛行機（ひこうき）はなぜ空（そら）を飛（と）ぶ

　ジャンボジェット機（き）は、乗客（じょうきゃく）や燃料（ねんりょう）などすべてを合（あ）わせたら約（やく）４００トンにもなるといわれます。こんな重（おも）いものがどうして空（そら）を飛（と）べるのか不思議（ふしぎ）ですね。その秘密（ひみつ）は機体（きたい）を前進（ぜんしん）させるジェットエンジンの力（ちから）と、機体（きたい）を浮（う）き上（あ）がらせる翼（つばさ）の形（かたち）にあります。


	ハトの姿（すがた）を思（おも）い出（だ）してください。鳥（とり）の翼（つばさ）は上面（じょうめん）の部分（ぶぶん）が空（そら）の方（ほう）に少（すこ）しふくらんでいます。飛行機（ひこうき）の翼（つばさ）もこれとまったく同（おな）じ考（かんが）えで作（つく）られています。翼（つばさ）の周（まわ）りの空気（くうき）が流（なが）れると、翼（つばさ）の上（うえ）の部分（ぶぶん）と下（した）の部分（ぶぶん）とに圧力（あつりょく）の差（さ）が生（う）まれます。このとき圧力（あつりょく）の低（ひく）い方上部（じょうぶ））へ移動（いどう）しようとする力（ちから）が発生（はっせい）して浮（うき）き上（あが）がろうとします。これを揚力（ようりょく）といいます。飛行機（ひこうき）はこの揚力（ようりょく）を利用（りよう）して飛（と）ぶのです。科学（かがく）についての情報（じょうほう）は科学技術（かがくぎじゅつ）振興機構（しんこうきこう） http://www.jst.go.jp


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