産経子どもニュース「育て！子どもたち」：伝統文化に新しい技術が溶け合った美しい「飴」の芸術●東京都　浅草

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1962号（ごう） 2020年（ねん）11月（がつ）19日（にち）発行（はっこう）

伝統文化（でんとうぶんか）に新（あたら）しい技術（ぎじゅつ）が溶（と）け合（あ）った美（うつく）しい「飴（あめ）」の芸術（げいじゅつ）
●東京都（とうきょうと）　浅草（あさくさ）

溶（と）けてまだ熱（あつ）い飴（あめ）を手（て）に取（と）り、その場（ば）で小鳥（ことり）やウサギなどを形（かたち）作（づく）る「飴細工（あめざいく）」は、江戸時代（えどじだい）の書物（しょもつ）にも登場（とうじょう）する伝統文化（でんとうぶんか）です。飴細工師（あめざいくし）の手塚（てづか）新理（しんり）さんは、すきとおった飴（あめ）で生（い）き生（い）きとした金魚（きんぎょ）を作（つく）り出（だ）すなど、今（いま）までとちがう新（あたら）しい飴細工（あめざいく）の世界（せかい）を作（つく）り出（だ）しました。


	手塚（てづか）新理（しんり）さんのお話（はなし）　最初（さいしょ）は、自分（じぶん）の実力（じつりょく）がそのまま結果（けっか）につながる「職人（しょくにん）」の仕事（しごと）をさがしていて、子（こ）どもの時（とき）にお祭（まつ）りで見（み）た飴細工（あめざいく）を思（おも）い出（だ）して「やってみよう」と考（かんが）えたのがきっかけでした。それから自分（じぶん）だけのやり方（かた）を工夫（くふう）し、生（い）き物（もの）などを細（こま）かく表現（ひょうげん）する作品（さくひん）ができるようになりました。


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