産経子どもニュース「育て！子どもたち」：甘くて、おいしいバナナになるまで●世界に誇る「追熟」の技術

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1944号（ごう） 2020年（ねん）6月（がつ）4日（にち）発行（はっこう）

甘（あま）くて、おいしいバナナになるまで
●世界（せかい）に誇（ほこ）る「追熟（ついじゅく）」の技術（ぎじゅつ）

くだものには、とれてすぐに食（た）べるものと、食（た）べごろになるまで待（ま）つ「追熟（ついじゅく）」が必要（ひつよう）なものがあります。フィリピン、メキシコ、南米（なんべい）の国々（くにぐに）の産地（さんち）から日本（にほん）へ届（とど）いたバナナは、まだ固（かた）くて緑色（みどりいろ）。黄色（きいろ）く甘（あま）いバナナが生（う）まれる「追熟（ついじゅく）」加工（かこう）センターを見（み）てみましょう。


	もう一（ひと）つのバナナ加工（かこう）の技術（ぎじゅつ）　品質（ひんしつ）を保（たも）つ「コールドチェーン」　貨物船（かもつせん）に積（つ）まれて海外（かいがい）の産地（さんち）を出発（しゅっぱつ）したバナナは、日本（にほん）の加工（かこう）センターを経由（けいゆ）し、お店（みせ）に届（とど）くまで、ずっと低（ひく）い温度（おんど）で運（はこ）ばれます。コールドチェーンの技術（ぎじゅつ）は、ほかにも野菜（やさい）、肉（にく）や魚（さかな）など、食（しょく）の安全（あんぜん）に広（ひろ）く活用（かつよう）されています。


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