産経子どもニュース「育て！子どもたち」：世界一の動物●パエドフリン・アマウンシス

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1938号（ごう） 2020年（ねん）2月（がつ）27日（にち）発行（はっこう）

世界一（せかいいち）の動物（どうぶつ）
●パエドフリン・アマウンシス

パエドフリン・アマウンシスはパプアニューギニアで２００９年（ねん）８月（がつ）に発見（はっけん）された新種（しんしゅ）のカエルです。体長（たいちょう）７．７㍉㍍で、現在（げんざい）知（し）られる脊椎（せきつい）動物（どうぶつ）の中（なか）で最（もっと）も小（ちい）さい動物（どうぶつ）です。これまでで最小（さいしょう）の脊椎（せきつい）動物（どうぶつ）は、インドネシアにすむ体長（たいちょう）８㍉㍍の透明（とうめい）の魚（さかな）でした。


	体（からだ）は青白（あおじろ）い斑点（はんてん）が付（つ）いたこげ茶色（ちゃいろ）で、熱帯雨林（ねったいうりん）に大昔（おおむかし）から存在（そんざい）し、自分（じぶん）よりも小（ちい）さいダニなどの虫（むし）をエサにしています。このカエルは地面（じめん）に降（ふ）り積（つ）もった葉（は）っぱに擬態（ぎたい）して、互（たが）いの距離（きょり）がわずか50cmという短（みじか）い間隔（かんかく）で暮（く）らしていると考（かんが）えられています。


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