産経子どもニュース「育て！子どもたち」：世界一の動物●マンボウ

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1934号（ごう） 2020年（ねん）1月（がつ）30日（にち）発行（はっこう）

世界一の動物●マンボウ

世界一（せかいいち）の動物（どうぶつ）
●マンボウ

マンボウは、世界（せかい）で一番（いちばん）大（おお）きな硬骨魚類（こうこつぎょるい）兼（けん）世界（せかい）で一番（いちばん）卵（たまご）を産（う）む生物（せいぶつ）です。体（からだ）の後（うし）ろ半分（はんぶん）を切（き）ってしまったような、ユニークな姿（すがた）をしていますが、実（じつ）はフグの仲間（なかま）です。最大（さいだい）で全長（ぜんちょう）３．３㍍、体重（たいじゅう）２．３㌧にもなり、海面（かいめん）から水深（すいしん）８００㍍程度（ていど）までの間（あいだ）を往復（おうふく）しながら暮（く）らしています。


	マンボウは、魚類（ぎょるい）の中（なか）で最（もっと）も多（おお）くの卵（たまご）を持（も）つことが知（し）られていて、その数（かず）は3億（おく）個（こ）ともいわれています。１個（こ）のサイズはとても小（ちい）さく、ふ化（か）しても外敵（がいてき）に襲（おそ）われやすいので、成魚（せいぎょ）になるのはわずかな数（かず）です。稚魚（ちぎょ）は外敵（がいてき）から身（み）を守（まも）るために、全身（ぜんしん）がトゲでおおわれています。


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