産経子どもニュース「育て！子どもたち」：新・世界七不思議⑥●タージ・マハル（インド）

2025 年（ねん） 6 月（がつ） 20 日（か）金曜日（きんようび）

第（だい）1916号（ごう） 2019年（ねん）8月（がつ）1日（にち）発行（はっこう）

新（しん）・世界（せかい）七不思議（ななふしぎ）⑥
●タージ・マハル（インド）

新（しん）・世界（せかい）七不思議（ななふしぎ）の一（ひと）つ、タージ・マハルはインド北部（ほくぶ）アーグラのヤムナー河（がわ）のほとりにそびえる見事（みごと）なシンメトリー（左右（さゆう）が同（おな）じ形（かたち））の巨大（きょだい）な白（しろ）大理石（だいりせき）の建造物（けんぞうぶつ）です。宮殿（きゅでん）だと思（おも）われるかも知（し）れませんが、ここは実（じつ）は墓廟（ぼびょう）（お墓（はか））です。


	タージ・マハルはムガル帝国（ていこく）第（だい）5代（だい）皇帝（こうてい）シャー・ジャハーンにより、亡（な）くなった妃（きさき）ムムターズ・マハルへのために、22年（ねん）という長（なが）い歳月（さいげつ）と膨大（ぼうだい）な費用（ひよう）を費（つい）やして1653年（ねん）に完成（かんせい）しました。外観（がいかん）・内装（ないそう）・彫刻（ちょうこく）・文字（もじ）の模様（もよう）までが、計算（けいさん）し尽（つ）くされた左右（さゆう）対称（たいしょう）をなしています。


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