産経子どもニュース「育て！子どもたち」：新・世界七不思議④●チチェン・イッツァ（メキシコ）

2025 年（ねん） 6 月（がつ） 20 日（か）金曜日（きんようび）

第（だい）1914号（ごう） 2019年（ねん）7月（がつ）11日（にち）発行（はっこう）

新（しん）・世界（せかい）七不思議（ななふしぎ）④
●チチェン・イッツァ（メキシコ）

「チチェン・イッツァ」は、メキシコのマヤ文明（ぶんめい）の遺跡（いせき）です。遺跡（いせき）の中（なか）でも特（とく）に有名（ゆうめい）なのが、マヤの最高神（さいこうしん）ククルカンを祀（まつ）るピラミッド、「カスティーヨ」です。大（おお）きな９段（だん）の階層（かいそう）からできていて、４面（めん）に各（かく）９１段（だん）の急（きゅう）な階段（かいだん）があり、最上段（さいじょうだん）には真四角（ましかく）な神殿（しんでん）があります。


	階段（かいだん）は全部（ぜんぶ）で３６５段（だん）あり、１年（ねん）の日数（にっすう）と同（おな）じです。北面（ほくめん）の階段（かいだん）の最下段（さいかだん）にククルカンの頭部（とうぶ）の彫刻（ちょうこく）があり、春分（しゅんぶん）の日（ひ）・秋分（しゅうぶん）の日（ひ）に太陽（たいよう）が沈（しず）む時（とき）、ピラミッドは真西（まにし）から照（て）らされ階段（かいだん）の西側（にしがわ）にククルカンの胴体（どうたい）（蛇（へび）が身（み）をくねらせた姿（すがた））が現（あらわ）れ、ククルカンの降臨（こうりん）と呼（よ）ばれています。


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