産経子どもニュース「育て！子どもたち」：世界遺産●ネムルット・ダー (トルコ)

2025 年（ねん） 8 月（がつ） 15 日（にち）金曜日（きんようび）

第（だい）1905号（ごう） 2019年（ねん）4月（がつ）25日（にち）発行（はっこう）

世界遺産（せかいいさん）
●ネムルット・ダー (トルコ)

ネムルット・ダーは、トルコのアナトリア地方（ちほう）にある標高（ひょうこう）２１５０㍍のネルムット山（さん）の山頂（さんちょう）にある王墓（おうぼ）です。北（きた）シリア一帯（いったい）を支配（しはい）していたコンマゲネ王国（おうこく）の王（おう）アンティオコス1世（せい）が、紀元前（きげんぜん）62年（ねん）に死後（しご）の自分（じぶん）のために建（た）てたものです。１９８７年（ねん）に世界遺産（せかいいさん）に登録（とうろく）さました。


	石（いし）を50mほど円錐型（えんすいがた）に積（つ）み上（あ）げた直径（ちょっけい）150m、高（たか）さ50mの墓（はか）や、ギリシャ神話（しんわ）の神（かみ）ゼウスや、アポロン、ヘラクレスをはじめとする巨大（きょだい）な石像（せきぞう）10体（たい）が並（なら）びます。地震（じしん）の影響（えいきょう）で墓（はか）とともに石像（せきぞう）の頭部（とうぶ）は崩（くず）れ落（お）ちてしまい、現在（げんざい）は地面（じめん）に落（お）ちています。


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