産経子どもニュース「育て！子どもたち」：ふんわり、やさしい、日本製のタオルは「泉州」生まれ●大阪府

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1899号（ごう） 2019年（ねん）2月（がつ）28日（にち）発行（はっこう）

ふんわり、やさしい、日本製（にほんせい）のタオルは「泉州（せんしゅう）」生（う）まれ
●大阪府（おおさかふ）

約（やく）130年（ねん）前（まえ）の明治（めいじ）20年（ねん）、現在（げんざい）の大阪府（おおさかふ）泉佐野市（いずみさのし）にあたる「泉州（せんしゅう）」地域（ちいき）で、里井（さとい）圓治郎（えんじろう）という人（ひと）による日本（にほん）で初（はじ）めての方法（ほうほう）で、国産（こくさん）タオルの製造（せいぞう）が始（はじ）まりました。わたくし達（たち）の暮（く）らしの中（なか）で、毎日（まいにち）使（つか）われるタオルはどのように作（つく）られているのでしょう。


	大阪（おおさか）タオル工業（こうぎょう）組合（くみあい）の樫井（かしい）学（まなぶ）さん　　毎日（まいにち）使（つか）われるタオルは防災（ぼうさい）用品（ようひん）としても大変（たいへん）役（やく）立（だ）ちます。組合（くみあい）では、災害（さいがい）に備（そな）えて1万（まん）枚（まい）のタオルを用意（ようい）しています。皆（みな）さんの防災（ぼうさい）用品（ようひん）にも入（はい）っていますか？明治（めいじ）時代（じだい）のはじめ、初（はじ）めてイギリスから輸入（ゆにゅう）されたタオルはとても高価（こうか）で、ごく一部（いちぶ）の人々（ひとびと）がマフラーのように首（くび）に巻（ま）いたりしていたそうです。おもしろい歴史（れきし）ですね。


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