産経子どもニュース「育て！子どもたち」：星空の観察④うみへび座のM83銀河

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1871号（ごう） 2018年（ねん）6月（がつ）7日（にち）発行（はっこう）

星空（ほしぞら）の観察（かんさつ）④
うみへび座（ざ）のM83銀河（ぎんが）

赤道（せきどう）直下（ちょっか）では、星（ほし）が実（じつ）に良（よ）く観察（かんさつ）できます。うみへび座（ざ）のしっぽのあたりにある大型（おおがた）のこの銀河（ぎんが）は、双眼鏡（そうがんきょう）でもはっきりとその姿（すがた）をとらえることができます。日本（にほん）よりずっと高（たか）く見（み）えるため、小口径（しょうこうけい）の望遠鏡（ぼうえんきょう）でも、渦（うず）巻（ま）きのようすが分（わ）かるほどです。


	Ｍ83銀河（ぎんが）は、地球（ちきゅう）から約（やく）1500万（まん）光年（こうねん）離（はな）れた宇宙（うちゅう）に存在（そんざい）する私（わたし）たちが住（す）んでいる銀河系（ぎんがけい）の外側（そとがわ）にある銀河（ぎんが）で、うみへび座（ざ）とケンタウルス座（ざ）の境（さかい）で輝（かがや）いています。M83は、渦巻（うずまき）銀河（ぎんが）を正面（しょうめん）から見（み）ることができるフェイスオン銀河（ぎんが）に分類（ぶんるい）されていて、銀河（ぎんが）の腕（うで）がくるりと巻（ま）いた様子（ようす）から、南天（なんてん）の回転（かいてん）花火（はなび）銀河（ぎんが）とも呼（よ）ばれます。


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