産経子どもニュース「育て！子どもたち」：星空の観察②●１年でもとの位置

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1869号（ごう） 2018年（ねん）5月（がつ）24日（にち）発行（はっこう）

星空の観察②●１年でもとの位置

星空（ほしぞら）の観察（かんさつ）②
●１年（ねん）でもとの位置（いち）

星（ほし）も太陽（たいよう）や月（つき）と同（おな）じように、東（ひがし）からのぼって西（にし）に沈（しず）みます。いつも星空（ほしぞら）を観察（かんさつ）していると、星（ほし）の位置（いち）が季節（きせつ）と共（とも）に規則（きそく）正（ただ）しく変化（へんか）していることが分（わか）かります。昨夜（さくや）と同（おな）じ星（ほし）は、前日（ぜんじつ）より約（やく）４分（ふん）早（はや）く上（あ）がってきます。１カ（か）月（げつ）では約（やく）２時間（じかん）早（はや）く現（あらわ）れます。そして、１年（ねん）でちょうどもとの位置（いち）にやってきます。


	星（ほし）の位置（いち）が、季節（きせつ）や時間（じかん）に従（したが）って規則（きそく）正（ただ）しく動（うご）くことを人々（ひとびと）は古代（こだい）から知（し）っていました。星（ほし）は季節（きせつ）や方角（ほうがく）を知（し）る手（て）がかりでした。星（ほし）は１時間（じかん）に約（やく）15度（ど）ずつ動（うご）いていくので、露出（ろしゅつ）時間（じかん）を長（なが）くして撮（と）った夜空（よぞら）の写真（しゃしん）には、この写真（しゃしん）のように星（ほし）の光（ひかり）のあと（光跡（こうせき））が残（のこ）ります。


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