産経子どもニュース「育て！子どもたち」：星空の観察①●５月の星座

2025 年（ねん） 6 月（がつ） 20 日（か）金曜日（きんようび）

第（だい）1868号（ごう） 2018年（ねん）5月（がつ）17日（にち）発行（はっこう）

星空（ほしぞら）の観察（かんさつ）①
●５月（がつ）の星座（せいざ）

５月（がつ）になり夜空（よぞら）を観察（かんさつ）するのにも良（よ）い季節（きせつ）がやってきました。春（はる）の星座（せいざ）を探（さが）す時（とき）の目印（めじるし）となるのが、「春（はる）の大曲線（だいきょくせん）」と「春（はる）の大三角（だいさんかく）」です。まず北（きた）の空（そら）の高（たか）いところに昇（のぼ）る、ふせたスプーンの形（かたち）に浮（う）かんでいる「北斗七星（ほくとしちせい）」を探（さが）してみましょう。「北斗七星（ほくとしちせい）」はおおぐま座（ざ）の腰（こし）と尻尾（しっぽ）に当（あ）たる一部（いちぶ）です。


	尻尾（しっぽ）のカーブをそのまま伸（の）ばしていくとオレンジ色（いろ）をした、うしかい座（ざ）のアルクトゥールスがあり、またそのカーブを伸（の）ばしていくと白色（しろいろ）をした、おとめ座（ざ）のスピカがあります。またさらに伸（の）ばすと、4つの星（ほし）が台形（だいけい）に並（なら）んだ、からす座（ざ）があり、北斗七星（ほくとしちせい）からからす座（ざ）までのカーブを「春（はる）の大曲線（だいきょくせん）」といいます。「春（はる）の大三角（だいさんかく）」は、「春（はる）の大曲線（だいきょくせん）」のカーブの中心（ちゅうしん）あたり、しし座（ざ）の尾（お）の先（さき）にある2等（とう）星（せい）のデネボラと、先（さき）ほどアルクトゥールスとスピカの3つをつないだものをいいます。目印（めじるし）の星（ほし）が見（み）つかれば、あとは星空（ほしぞら）と星図（せいず）を見（み）くらべて、他（ほか）の星座（せいざ）を探（さが）してみてください。


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