産経子どもニュース「育て！子どもたち」：線路も道路も走るデュアル・モード・ビークル

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1851号（ごう） 2017年（ねん）11月（がつ）23日（にち）発行（はっこう）

線路も道路も走るデュアル・モード・ビークル

線路（せんろ）も道路（どうろ）も走（はし）るデュアル・モード・ビークル

鉄道（てつどう）の線路（せんろ）も一般（いっぱん）道路（どうろ）も走（はし）ることが出（で）来（き）る次世代型（じせだいがた）交通（こうつう）の「デュアル・モード・ビークル（ＤＭＶ）」は外国（がいこく）でも研究（けんきゅう）が進（すす）められていますが、世界初（せかいはつ）となる営業（えいぎょう）運行（うんこう）が2020年（ねん）、日本（にほん）で実現（じつげん）します。徳島県（とくしまけん）の阿佐海岸鉄道（あさかいがんてつどう）が導入（どうにゅう）するもので、JR牟岐線（むぎせん）阿波海南駅（あわかいなんえき）から安佐海岸鉄道（あさかいがんてつどう）甲浦駅（かんのうらえき）までの約（やく）10?舛賄監察覆討弔匹Α棒�（せんろ）を、そこから一般（いっぱん）道路（どうろ）を走（はし）って高知県（こうちけん）室戸市（むろとし）まで結（むす）ぶ計画（けいかく）です。


	使用（しよう）される車両（しゃりょう）はJR北海道（ほっかいどう）が開発（かいはつ）したマイクロバスを改造（かいぞう）したもので、乗客（じょうきゃく）定員（ていいん）は20～30人（にん）。鉄道用（てつどうよう）の車輪（しゃりん）と道路用（どうろよう）のタイヤを備（そな）え、それぞれの区間（くかん）を切（き）り替（か）えて走（はし）ります。すでに実証（じっしょう）運行（うんこう）（実際（じっさい）に走（はし）って安全性（あんぜんせい）や問題点（もんだいてん）を検証（けんしょう）する）も終了（しゅうりょう）しました。鉄道（てつどう）車両（しゃりょう）よりも安（やす）く、省（しょう）エネルギーの交通（こうつう）機関（きかん）として沿線（えんせん）の活性化（かっせいか）や観光（かんこう）資源（しげん）のほか、災害（さいがい）発生時（はっせいじ）の活躍（かつやく）も期待（きたい）されます。


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