ジャン＝バティスト・シャルダン（１６９９〜１７７９年（ねん）) は、18世紀（せいき）ロココ様式（ようしき）時代（じだい）のフランス絵画（かいが）を代表（だいひょう）する画家（がか）の一人（ひとり）です。作風（さくふう）は華（はな）やかで優雅（ゆうが）なロココ様式（ようき）と異（こと）なり、おだやかな市民（しみん）のつつましい日常（にちじょう）生活（せいかつ）を描（えが）いた風俗画（ふうぞくが）や、台所（だいどころ）の食器類（しょっきるい）や食材（しょくざい）などを題材（だいざい）とする静物画（せいぶつが）を得意（とくい）としていました。