産経子どもニュース「育て！子どもたち」：麦から生まれる、大自然のファッション「麦わら帽子」　岡山県

2025 年（ねん） 5 月（がつ） 3 日（か）土曜日（どようび）憲法記念日（けんぽうきねんび）

第（だい）1823号（ごう） 2017年（ねん）3月（がつ）2日（にち）発行（はっこう）

麦（むぎ）から生（う）まれる、大自然（だいしぜん）のファッション
「麦（むぎ）わら帽子（ぼうし）」　岡山県（おかやまけん）

つばが広（ひろ）く風（かぜ）通（とお）しの良（よ）い「麦（むぎ）わら帽子（ぼうし）」は現在（げんざい）、夏（なつ）の日（ひ）よけのためだけではなく、1年中（ねんじゅう）利用（りよう）される人気（にんき）のファッションアイテムです。およそ120年（ねん）前（まえ）の明治（めいじ）時代（じだい）から、麦（むぎ）わら帽子（ぼうし）を製造（せいぞう）する帽子屋（ぼうしや）さんに、おしゃれな麦（むぎ）わら帽子（ぼうし）ができるようすを教（おそ）わりました。


	石田（いしだ）琴路（ことじ）さん　麦（むぎ）わら帽子（ぼうし）は、その名前（なまえ）の通（とお）り、麦（むぎ）のワラからできています。その昔（むかし）、農作業（のうさぎょう）をする人々（ひとびと）のために麦（むぎ）わら帽子（ぼうし）を作（つく）ったのが、わたくし達（たち）の歴史（れきし）の始（はじ）まりです。夏（なつ）の日（ひ）差（ざ）しをさえぎり、熱（ねつ）や汗（あせ）を外（そと）へ逃（に）がす麦（むぎ）わら素材（そざい）の帽子（ぼうし）は、熱中症（ねちゅうしょう）の予防（よぼう）に役（やく）立（だ）ちます。


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